2022.1.08

返礼品の活用、動画で提案

第1弾は「キャンプ」

 富士吉田市は、ふるさと納税の返礼品を紹介するプロモーション動画の制作を始めた。第1弾はアウトドアブームに合わせ、キャンプなど野外活動に活用できる返礼品をまとめた。食材や衣服などの返礼品を活用してキャンプを楽しむ様子を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

 動画は約5分で、37種類の返礼品が登場する。市内のデザイナーが手掛けたパーカやTシャツを着た2人が、コーヒーやミネラルウオーター、ブランド魚「富士の介」、富士山麓牛、日本酒などを味わう様子を紹介。富士山の溶岩で作られたプレートで肉を焼き、市内業者が縫製する羽毛寝袋で就寝するなど幅広く返礼品を使用している。

 市ふるさと納税推進室の担当者は「返礼品にはキャンプで使えるものも多い。使い方をイメージして選んでほしい」と話している。

 市の2020年度のふるさと納税の寄付額は58億3100万円で、全国6位。返礼品の活用方法を具体的に提案し、新たな寄付につなげようと動画制作を始めた。今後も日常生活で使える返礼品などのテーマを設定し、紹介動画を公開していくという。

(2022年1月6日付 山梨日日新聞掲載)

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