1つ前のページに戻る

2022.12.05 所属カテゴリ: 富士山噴火に備える / 防災キーワード /

バス、船での避難訓練

 山梨県警などが2022年11月、観光シーズン中の富士山噴火に備え、河口湖周辺で住民や観光客らをバスなどで安全に避難させる訓練を実施。県警が路線バスや船舶を用いた富士山噴火への対応訓練を行うのは初めて。

 県警警備2課や機動隊のほか、富士河口湖町や富士五湖消防本部、県富士山科学研究所などから約210人が参加。富士山2合目付近から噴火し、溶岩流が河口湖方向に流れているとの想定で実施。

 河口湖湖岸では、警察官らが観光客役に集まるよう呼びかけ、富士五湖汽船が所有する船舶に乗せて避難させる手順を確認。訓練用のバスに誘導する方法も確かめた。外国人や耳が不自由な人を想定した、単純な図形を組み合わせ情報を伝える絵文字「ピクトグラム」を使う避難指示訓練も実施。

 現地の情報を集約するための「現地合同調整所」を河口湖上の船の中に設置。湖岸の被害や避難の状況、逃げ遅れた人の有無を確認し、地上部隊と連携して対応する訓練も行った。

 県警は今回の訓練を検証し、県警が策定している避難誘導マニュアルの改善に生かす方針。

広告