2026.1.19
富士登山者は「多い」 富士吉田で「筒粥神事」

大釜をかき混ぜる占人ら=富士吉田市下吉田3丁目
富士吉田市下吉田3丁目の小室浅間神社で14日の夜から15日の明朝にかけて、一年の天候や農作物の出来などを占う「筒粥神事」が行われた。農作物は「全体的には例年通り、米の収量がやや少ないかもしれない」、富士山の登山者は「多い」との結果となった。
14日午後9時半すぎ、神事に携わる占人や氏子総代らが境内の筒粥殿に入り、水を張った大釜のまきをくべて点火した。水が沸騰すると釜に米とアワを入れ、釜の中に長さ15センチほどのヨシの筒を、カチの木に入れて一緒に煮込んだ。
15日午前3時ごろ、占人らがカチの木片を燃え残った炭の上に置き、一年の天候を占ったほか、ヨシを割って、中に入ったかゆの量を確認して農作物の出来を占った。
天候は一年を通じて風が多く吹くとの結果が出た。農作物は大豆や蚕が「豊作」となった一方、稲やイモなどが「不作」との結果が出た。富士山の登山者は東京や神奈川、長野からが特に多く、全体的にも「多い」との結果が出た。
(2026年1月16日付 山梨日日新聞掲載)
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