2026.1.23
桜の枝染めマフラー 富士吉田の織物ブランド都内ホテルと開発 訪日客に照準、限定発売
富士吉田市の織物ブランド「Watanabe Textile(ワタナベ テキスタイル)」を主宰する渡辺竜康さん(49)は、東京都新宿区のホテル「ベルスター東京」とのコラボレーションで、桜の枝で染めたマフラーを開発した。毎年春にホテルに飾った桜を再利用。訪日客をターゲットに「富士山麓で織り上げたマフラー」として、20日からホテルで限定発売する。
ベルスター東京は訪日客の宿泊者が大半を占め、毎年春に館内のロビーやエントランスにさまざまな種類の桜を飾っている。咲き終わった桜を廃棄せず活用しようと、マフラーの開発を渡辺さんに依頼した。
マフラーは幅27センチ、長さ185センチ。材料には滑らかで静電気が起きにくい再生繊維「キュプラ」と、保温性と保湿性を兼ね備えたラムウールを使った。渡辺さんが生地を織り、茨城県の職人がホテルで飾った桜の枝を原料に染め上げた。
渡辺さんはアパレルブランドへの生地の提供のほか、オリジナル商品を開発している。写真家や建築家としても活動している。昨年の大阪・関西万博のオランダ館では、渡辺さんを含む郡内の織物業者が手がけた生地がカーテンとして飾られた。
マフラーはベージュとグレーの2種類で、2万2千円。各20枚を限定販売する。
(2026年1月20日付 山梨日日新聞掲載)
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