2026.2.15

県内にカーリング施設 精鋭山梨で腕磨く 施設関係者活躍、競技注目に期待

 山梨県内に、連日熱戦が続くミラノ・コルティナ冬季五輪に出場している選手たちの練習場所として活用されている施設がある。山中湖村にはカーリング専用施設があり、オフシーズンなどに代表選手が訪れ、腕を磨いてきた。

 山中湖村のカーリング専用施設「Curlplex Fuji(カールプレックスフジ)」は2005年に開設。施設を運営する「スポーティングカナダ」の小林志穂社長(51)の父で、カーリング日本代表監督や富士急カーリング部のゼネラルマネジャー(GM)を務めた宏さん(16年逝去)が競技の全国的な普及を目指し、村に造ることにした。
 開設当時から氷や水の質、ストーンやスティックなどを五輪仕様にしている。小林社長は、女子日本代表フォルティウスの小谷優奈選手や、混合ダブルス日本代表として世界最終予選に挑んだ甲府市出身の小穴桃里選手らを幼い頃から指導。「地道に取り組んできたことが実を結び、世界で戦う選手がこの施設から出てくれたのは本当にうれしい」と目を細める。
 施設は会員利用だけでなく、修学旅行生の受け入れや初心者体験会を開くなど、競技人口の拡大にも力を入れる。小林社長は「五輪は競技の注目度が最も高まる機会。メダルを取って日本のカーリングを盛り上げてほしい」と語った。

(2026年2月12日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別