2026.3.07
クマ対策放棄果樹伐採 餌場撤去、人的被害防ぐ 富士吉田の法人

クリの木を伐採する法人関係者=富士吉田市内
富士吉田市を拠点にする一般社団法人「獣害対策支援センター」は、クマや猿の餌となる果実が長年収穫されずに植えてある「放棄果樹」の撤去に取り組んでいる。餌場を作らないことで、動物が餌を求めて人里に出没し、人や農作物に被害を与えることを防ぐ狙いがある。3日は法人関係者らが集まり、同市の新倉山浅間公園近くにあるクリの木を伐採した。
法人によると、市内の放棄果樹の撤去活動は、県環境科学研究所(現県富士山科学研究所)の元研究員・吉田洋さんが中心となり、15年ほど前から本格的に始まった。法人は市から委託を受けるなどして、土地所有者の同意を得た上でカキや桑の木などを約50本伐採してきた。
3日のクリの木の伐採には、法人関係者らが参加。地元住民でつくる「サル追い払い隊」のメンバーや県猟友会の佐藤若夫会長が立ち会い、関係者が木を伐採するなどした。
市農林課によると、市内でのクマの目撃件数(2025年度)は13件。
(2026年3月4日付 山梨日日新聞掲載)
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