2026.3.16
富士吉田の魅力 漫画やアニメに 慶大生が物語作品制作 歴史、文化「疑似体験を」

活動内容を発表する慶応大生ら=富士吉田市内
富士吉田市と連携して地域の魅力発信プロジェクトを進めてきた慶応大の学生らが、富士吉田の楽しみ方を紹介する漫画やアニメーション、小説などを作った。物語を通じて歴史や文化などを紹介していて、市は公式ホームページを通じた作品公開を検討している。
プロジェクトは市と同大の包括連携協定に基づく事業の一環。2年間にわたり、井庭崇教授の研究室に所属する大学生・大学院生10人以上が参加した。2024年度は計8回、市内で長年暮らす人や移住者、高校生ら幅広い層が富士吉田の楽しみ方を語り合うイベントを開催。慶応大生も富士登山や市内を散策するなどして、地域の魅力を考えてきた。
25年度は富士吉田の魅力を伝える物語作品を制作。富士山信仰を伝える上吉田地区と織物産業で栄えた下吉田地区を巡るオーディオドラマ、金鳥居や市内の神社などの魅力に迫った短編小説と紀行文が完成した。麓からの富士登山を通じて文化財や自然を楽しんだり、富士山の伏流水を味わったりするストーリーを描いた漫画も考案した。
飲食店が集中する「西裏地区」の風景を描いた3Dアニメや、富士山に山小屋の明かりがともる様子を紹介した2Dアニメも作った。
6日は市内でプロジェクトの作品展示と報告会を実施。学生たちが作品の内容を紹介した。
(2026年3月13日付 山梨日日新聞掲載)
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