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2020.3.12 所属カテゴリ: 富士山味グルメ / 地域グルメ /

ワカサギ料理

ワカサギ料理 山中湖で朝捕れたばかりのワカサギを塩水と真水で洗って汚れなどを落とし、塩とこしょうで下味を付ける。小麦粉と卵、パン粉をまぶし、油の中に沈め、香ばしく、からっとなるまで揚げる。ワカサギ料理は山中湖村で親しまれてきた一品。

 村や村民有志でつくる一般社団法人「わかさぎプロジェクト」などによると、山中湖のワカサギは、日下部村(現山梨市)出身で、東京帝国大大学院(現東大大学院)生だった故雨宮育作氏が1919年、茨城・霞ケ浦のワカサギの卵を持ち込んだのが始まりという。

 地元住民による放流、繁殖が始まったのは1922年からとされる。1936年には群馬・榛名湖で盛んだった「穴釣り」が始まり、冬の風物詩に。漁協などを通じて食卓に届けられ、地域に親しまれる魚となった。現在も村内の多くの飲食店が山中湖名物をうたい、ワカサギ料理を取り扱っている。

 山中地区の「郷土食と宿 せんでゃー」では、フライや甘酢で味付けした唐揚げを提供している。

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