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2019.7.09 所属カテゴリ: ぐんないスポット探訪 / 富士河口湖町 /

古賀政男記念公園・音楽碑(富士河口湖町)

「影を慕いて」刻む

古賀政男記念公園・音楽碑

 古賀政男記念公園・音楽碑は、2003年に3町村が合併して誕生した富士河口湖町が、同町にゆかりの深い作曲家・故古賀政男さんの生誕100年に当たる翌2004年に合併記念事業の一環として、同町河口の河口湖円形ホール近くの河口湖畔に建立、同年11月6日に除幕式が行われた。

 音楽碑は台座部分を除いて幅2.2メートル、奥行き1.6メートル、高さ1.5メートル。古賀さんの胸像レリーフや「影を慕いて」の歌詞、楽譜が彫られた石がはめ込まれている。碑に近づくとセンサーが反応し、「影を慕いて」「丘を越えて」の2曲が自動的に流れる仕組みになっている。

 町によると、古賀さんは戦時中の1945年に、旧河口湖町に疎開。約1年間にわたる疎開生活の中で、河口小、旧河口中の校歌のほか、「河口湖おどり」「河口湖ワルツ」「月のはまべ」など河口湖にちなんだ曲を作った。疎開後もたびたび河口湖を訪れてコンサートを開いたり、ギターを教えるなど住民との交流も多かった。

 ■所在地  山梨県富士河口湖町河口3032-1

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