忍野八海の守護神をまつる夏祭り
美しい富士山の景観地として知られる山梨県忍野村忍草の忍野八海。その守護神「八大竜王」をまつる夏祭り。
五湖地方の中でも最も歴史と伝統のある、国指定天然記念物の忍野八海ももう一度見直し、さらに観光地として観光客の誘導を図っていこう、と村と村観光協会が企画、1978年に初開催。以降毎年8月8日に開催される。
祭りは、神事や地元の中学生による忍野八海和歌の朗詠などの式典で始まる。日中は釣り体験やステージイベントなど多くの催しでにぎわう。
夜に入ると、祭りのメインとなる「八文字焼き」が行われる。高座山山腹に「八」の文字が浮かびあがり、村民の無病息災と五穀豊穣を祈願する。
また、花火大会も開かれ夏の夜空を彩る。中でも、音楽とともにリズミカルに打ち上げられる「花火ミュージカル・レーザーショー」や「大玉花火」は忍野八海祭りならではの催し。
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2021年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、規模を縮小し関係者による式典のみ実施。
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