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2019.10.29 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / 文化・芸術 /

伝統継承へ神楽舞復活

 山梨県富士吉田市向原地区に伝わる伝統芸能「五人囃子」。「天の岩戸」伝説に基づいた伊勢神楽で、1969年に市無形民俗文化財に指定された小明見冨士浅間神社の神楽舞の一つ。

 主に小学生の女子児童が踊り手を務め、同神社の例大祭などで披露されていた。しかし、指導者の高齢化や減少、少子化などの影響で、継承が難しくなり、長い間、姿を消していた。

 2005年にかつての踊り手だった母親が指導して、約30年ぶりに復活したものの、踊り手である子どもたちがスポーツクラブでの活動などで忙しいこともあり、翌年以降再び上演が途絶える。

 伝統継承に向け2019年、同神社太々神楽保存会が中心となり復活に取り組む。保存会は子どもや保護者らに、来年以降も継続できることを確認した上で参加を要請。明見小1年と3年の女子児童8人が5月下旬から週1回、市内の向原会館に集まって鈴やスギの葉を使った振り付けなどの練習に取り組む。保存会メンバーは笛や太鼓の演奏を担当する。

 「五人囃子」は11月3日、向原会館で開かれる地区文化祭で披露する予定。

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