機織りの風景 写真集に
山梨県富士吉田市の地場産業である織物で地域活性化を図るイベント「ハタオリマチフェスティバル」の実行委員会が制作した、地元の織物業者の日常などを紹介する写真集「HATAORI-MACHI FESTIVAL GUIDE BOOK」。2021年5月発行。
ハタオリマチフェスティバルは2016年から、同市の本町通り周辺で開催。織物の販売や音楽ライブなどを行っているが、2019年は台風19号、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。2021年は10月下旬ごろに3年ぶりの開催を予定。スタートから5年がたち、改めてイベントを知ってもらおうと写真集を作った。
富士吉田市や西桂町にある約10の織物業者を撮影。生糸にねりをかける「撚糸」、糸を染める「染色」といった作業風景を切り取り、真剣な表情で生地や糸と向き合う職人の姿を紹介。
地域の魅力や織物産業の可能性、イベントの開催経緯などについて語る記事も掲載。イベント運営に携わった人たちの寄稿文も載せている。
写真集は変形B5サイズ94ページ。1200円(税込み)。1000部発行し、道の駅「富士吉田」や富士吉田織物協同組合の「ハタオリマチ案内所」などで販売。郵送での注文も受け付ける。
問い合わせは市富士山課、電話0555(22)1111。
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