2019.7.09
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ぐんないスポット探訪 /
富士河口湖町 /
河口湖 富士山パノラマロープウェイ(富士河口湖町)
「カチカチ山」から絶景

小説に登場するタヌキが訪れた乗客を出迎える=富士河口湖町の「河口湖 富士山パノラマロープウェイ」
太宰治の小説「カチカチ山」の舞台とされる富士河口湖町浅川の天上山。その山頂近くにある展望台と河口湖畔をつなぐ「河口湖 富士山パノラマロープウェイ(2018年4月、「天上山公園カチカチ山ロープウェイ」から名称変更)」では、小説に登場するウサギとタヌキの人形が訪れる人を出迎えてくれる。
ロープウエーは全長460メートル。2台のゴンドラの屋根にはそれぞれ、タヌキとウサギの人形が乗っている。湖畔駅(標高856メートル)から富士見台駅(同1075メートル)までは標高差219メートル。3分ほどで乗客を運んでくれる。ゴンドラからは天気が良ければ、富士山や河口湖の雄大な景色が一望できる。
展望台広場にも七体のタヌキとウサギが置かれている。「カチカチ山」のあらすじなどを紹介するパネルもあり、訪れた人の興味を引く。また、同山の中腹では小説の一節「惚(ほ)れたが悪いか」と刻まれた文学碑も見ることができる。
■所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
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