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2022.3.31 所属カテゴリ: 富士山駅ものがたり / 道の駅 /

道の駅なるさわ

高原野菜や食事が人気

 背後に雄大な富士山が望める鳴沢村の「道の駅なるさわ」。夏期は涼しさを求め、東京や神奈川など東京圏からの観光客でにぎわう。村内の寒暖差を生かして栽培された高原野菜や、特産の鳴沢菜を使った食事などが人気となっている。
 道の駅なるさわは1995年8月に開業。JA鳴沢村が指定管理者として運営している。野菜などを販売する物産館と食事を提供する軽食堂、インフォメーション館などで構成している。

■安全性PR
 「地のものを紹介する」ことを掲げ、毎年7月後半からはトウモロコシやキャベツ、キュウリ、トマトなどの高原野菜を販売。特にトウモロコシは人気商品で、朝から並んで買い求める人もいる。農産物の安全性をPRし、生産者に親近感を持ってもらおうと、物産館内には生産者の顔写真を掲示。特定の生産者の農産物を買い求める“ファン”も少なくない。
 物産館の東側にある軽食堂では、地元食材を使った豊富なオリジナルメニューを用意。河口湖産のワカサギを味わえる定食や、村特産の鳴沢菜とキノコの和風スパゲティなど期間限定メニューが人気だ。富士山麓に自生するフジザクラの実で作られたシロップを使い、ピンク色のソフトクリームも提供している。

■資源生かす
 情報発信では会員制交流サイト(SNS)を積極的に活用し、新規で入荷された野菜を写真付きで紹介しているほか、イベントなどを告知。道の駅を訪れる観光客のために、降雪状況なども随時発信している。新型コロナウイルス感染拡大を受け、顧客と従業員の接触を減らすため、対面レジからセルフレジに変更することも検討している。
 道の駅なるさわの担当者は「富士山がきれいに見える立地と地元の特産品の二つが売り。新たな時代に対応しつつも、既存の資源を生かした運営を貫いて観光客を呼び込みたい」と話している。

村産干しイモが冬の人気商品に
 道の駅なるさわで販売している干しイモは、村特産の高原野菜が収穫できない冬季の人気商品。村で栽培された「安納いも」や「紅はるか」、「シルクスイート」などのサツマイモを使い、村内の農家が加工している。
 サツマイモを富士山から吹き下ろす冷たい風に当てて乾燥させており、柔らかく甘みがあることが特徴。商品が店頭に並ぶと、地元の人やリピーターが買い求めるという。
 毎年12月後半から販売を始めており、なくなり次第終了。道の駅なるさわの物産館で取り扱っている。

 【開  業】1995年8月
 【敷地面積】9万3千平方メートル
 【駐車台数】第1・普通車156台、大型車6台、身体障害者用5台
      第2・普通車68台、身体障害者用2台、二輪車15台
      第3・普通車88台
 【施設内容】物産館、軽食堂、休憩所、インフォメーション館
 【建物面積】1160平方メートル
 【営業時間】冬季(3月31日まで)=物産館 9:00~17:00、軽食堂 9:30~16:30

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