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検温および体調確認の実施

 山梨県は、2021年の富士山開山期間中、新型コロナウイルス感染症対策として、入山者に検温および体調確認を実施する。

 県世界遺産富士山課によると、確認するのは全9項目。
  ◇体温が37.5度以上、または平熱から1度以上の発熱がある
  ◇倦怠感や息苦しさがある
  ◇せきや味覚、嗅覚の異常など体調が優れない
  ◇2週間以内に新型コロナウイルス感染者、濃厚接触者と接した
  ◇2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされる国や地域を訪問、経由した
-ことなどが確認された場合、入山自粛を求める。山中で具合が悪くなった場合、高山病かコロナ感染かの判断材料にするため、ワクチン接種の有無などを確認する項目もある。

 実施場所は、
  ◆富士スバルライン1合目下駐車場
  ◆富士山5合目総合管理センター前
  ◆富士山6合目安全指導センター付近

 また、県は上記確認項目をまとめた「富士山入山前体調確認自己チェックシート」を作成。入山者に事前に記入、持参してもらい実施場所で、該当する項目がないかを確認する。チェックシートには、登山者とのソーシャルディスタンスの確保などを求めた「登山マナー」も掲載している。

 チェックシートは山梨県のホームページからダウンロードできる。日本語版のほか、英語版、中国語版も制作。今後、チェックシート代わりになるアプリの導入なども検討していく。

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