2021.2.04

「ゆず」香るビール

富士桜高原麦酒が発売

 クラフトビール製造の富士桜高原麦酒(富士河口湖町)は、富士川町産のゆずの皮を使った新商品「ヘイジーゆずヴァイツェン」の販売を始めた。ゆずの香りと皮の苦みが楽しめる「フルーツビール」に仕上げた。

 昨年イギリスで開催された「ワールドビアアワード2020」のフルーツビールカテゴリーで世界一を受賞した同社製造の「ゆずヴァイツェン」をベースに、ホップを増量した。香りを引き立てるため、発酵段階でホップを直接投入するドライホッピングと呼ばれる技法で醸造。近年流行している濁った外観のヘイジー系に仕上げたという。

 商品は数量限定で販売。県内の一部酒店に出荷しているほか、同社の公式ホームページを通じて提供している。1本330ミリリットル瓶で480円(税別)。

 宮下天通醸造長は「今回は富士川町産のゆずの苦みを強めに再現した。鍋にも合うのでぜひ手にとってほしい」と話している。

(2021年2月2日付 山梨日日新聞掲載)

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