富士山宛て年賀状コンテスト入選作品決まる

　富士山憲章県推進会議が募集していた、富士山に宛てた年賀状のコンテスト「富士さんへ謹賀新年」の入選作品２００点が決まった。

　３８都道府県から１３２８点の応募があり、富士吉田市の画家桜井孝美さんら７人が審査。小学生の部、中学生・高校生の部、一般の部でそれぞれ最優秀賞や優秀賞などを選んだ。

　推進会議によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「今年こそいい年になるよう見守って」「ソーシャルディスタンスでも近くに感じています」などのメッセージが多く寄せられたという。

　入選作品は２５日まで、富士河口湖町役場で展示。その後は１１月にかけて、道の駅なるさわ（鳴沢村）、山梨中央銀行本店（甲府市）、ふじさんミュージアム（富士吉田市）などで巡回展示する。

(2021年3月24日付 山梨日日新聞掲載)