2021.5.21

道の駅きっぷ3万枚で特別版

来月300枚限定配布

 富士吉田市新屋のふじよしだ観光振興サービスは、道の駅富士吉田で販売している「道の駅記念きっぷ」の累計販売枚数が3万枚に迫っていることを記念し、6月1日から「三万番突破特別記念きっぷ」を配布する。

 特別記念きっぷは縦3センチ、横8.8センチで、表面の道の駅のマークはゴールドで特別感を演出。裏面の絵柄には富士山や忠霊塔を背景にデフォルメしたキャラクターが描かれ、2003年の切符の配布開始にちなんで「18周年ありがとう」と記載した。道の駅窓口で通常の切符(180円)を購入した人に、先着300枚限定で無料配布する。

 記念きっぷは札幌市の看板製作会社が全国の道の駅と協力して販売。大きさや表面に記載される施設名の表記は規格が統一されている。一方、裏面は道の駅が自由にデザインでき、富士吉田はこれまで観光地や、同市出身の切り絵作家が描いた武田二十四将といったさまざまな絵柄を採用してきた。

 同社によると、18日時点で累計販売数は2万9905枚で、切符を販売している全国約900の道の駅で最も多いという。担当者は「これからも愛される切符を継続して作っていきたい」と話している。

(2021年5月19日付 山梨日日新聞掲載)

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