2021.5.27

横山大観が描いた富士山画など展示

横山大観が描いた富士山画など展示 富士吉田市新西原5丁目のフジヤマミュージアムは、春の収蔵作品展を開いている。日本画家・横山大観(1868~1958年)が富士山を描いた作品などを展示している。

 ミュージアムによると、大観の作品は日米開戦の翌年にあたる1942年、国運と武威を祈り描いたとされる「蓬莱神山」=写真。縦55センチ、横71.5センチ。繊細な筆遣いで線描を抑えながら描き、手前の山の奥にそびえる富士山を表現している。

 担当者は「大観が神の山として描いた富士山を見て、富士山に思いを巡らせてみてほしい」と話している。

 このほか、江戸時代から現代の画家70人が富士山を描いた作品を展示している。

 収蔵作品展は7月4日まで。午前10時~午後5時半。入館料は大人千円、学生800円、高校生600円、中学生500円、小学生以下無料。

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