2021.8.19

富士山で土石流発生

西側の大沢崩れ 被害なし

 15日の大雨の影響で、富士山西側斜面の大沢崩れで土石流が発生したことが16日、国土交通省富士砂防事務所の調査で分かった。静岡県富士宮市にある砂防施設で食い止めたため、被害はないとしている。

 事務所によると、15日午前9時25分ごろ、大沢川に設置している監視カメラで土石流を確認した。国交省が大沢川に設けた雨量観測所では、15日午前8時からの1時間で90ミリの降水量を観測しており、事務所は大雨で土石流が発生したとみている。

 土砂は川を下ったが、コンクリートブロックで床固め工事を施した砂防施設「大沢遊砂地」(静岡県富士宮市)で、下流への流出を抑えたという。正確な土砂流出量は調査中としているが、「大規模なものではない」(事務所)としている。

 大沢崩れでは今年3月、降雨で積雪が解けたスラッシュ雪崩(雪代)による土石流で、大沢遊砂地に約47万立方メートルの土砂が流れ込んだ。

(2021年8月17日付 山梨日日新聞掲載)

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