2021.8.21

返礼品の木札 ひし形に一新

富士吉田市 絵柄もすっきり

 富士吉田市は、ふるさと納税寄付者に配布している木札のデザインをリニューアルした。県産木材で加工したひし形で、富士山や新倉山浅間公園の忠霊塔を描いた焼き印が入っている。

 市ふるさと納税推進室によると、木札は縦7センチ、横4センチ。富士山のビュースポットとして人気の新倉山浅間公園の忠霊塔などを描いている。例年は四角い形状だったが、今年はデザイン性を重視してひし形にし、シンプルな絵柄にした。

 市は2019年度、前年度のふるさと納税の寄付者に木札「おもてな市ふじよしだ(FUJIYOSHIDA PASS)」を贈る制度をスタート。木札を持って市内を訪れると、市施設の無料入場、飲食や商品の割引などの特典が受けられる。

 木札は昨年度まで、寄付者全員に贈っていたが、今年から市を訪問したいと考えている希望者に配布することにした。先着7千人の数量限定で7月上旬に受け付けを開始したところ、1週間で定員分の応募があったという。

 市の担当者は「木札を通じ、寄付してくれた人に富士吉田に来たいと思ってもらいたい」と話している。

(2021年8月19日付 山梨日日新聞掲載)

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