2021.9.06

山本寛斎さんプロジェクト映像公開

富士吉田から服飾発信 富士山と織物文化融合

 昨年死去した世界的なデザイナー山本寛斎氏が立ち上げた「日本元気プロジェクト2021」の実行委員会は、富士吉田市内を舞台にファッションを紹介する映像「世界遺産ランウェイin富士山」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。世界文化遺産である富士山と織物業の文化を発信する狙いで舞台に選ばれた。

 市や動画を企画制作した山本寛斎事務所によると、山本氏が1993年にモスクワで開催した国際交流イベントで「吉田の火祭り」の大たいまつを披露し、市と縁があることも選定理由の一つとなった。

 動画は約5分で、国内のデザイナーが手掛けた5ブランドの衣装作品を身にまとったモデルが出演。北口本宮冨士浅間神社や農村公園、本町通り、織物業者の工場内、富士パインズパーク(諏訪の森自然公園)で、レッドカーペットの上を歩くシーンを収録している。日本や英国でファッションを学ぶ学生が制作した作品も発表している。撮影は7月末に行った。

 動画はプロジェクトの公式ホームページからも視聴でき、8月28日には動画撮影の舞台裏を紹介するドキュメンタリー動画の公開も始めた。同事務所の広報担当者は「日本のファッションと合わせ、富士山の麓と織物の街である富士吉田市の文化、自然を力強く動画で発信したい」と話している。

 同プロジェクトではファッションを軸に世界各国で国際交流や地域復興イベントを毎年実施。今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となった。

(2021年9月4日付 山梨日日新聞掲載)

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