2022.5.13

河口湖上祭 3年ぶり開催

山中湖報湖祭は今年も

 新型コロナウイルス感染拡大後、開催が中止されていた富士河口湖町の夏の花火大会「河口湖湖上祭」について、町などが3年ぶりの開催を決めたことが10日、分かった。山中湖村の「山中湖報湖祭」も開催が決まった。

 河口湖湖上祭は例年8月5日に開かれ、県内外から約12万人が訪れ、夏の風物詩となっている富士五湖の花火大会の一つ。感染拡大を受け、2019年を最後に開催が中止されていた。今夏は約1万発の花火を打ち上げる予定。

 町の担当者は取材に「新型コロナウイルスが収束したわけではないが、観光客は戻りつつある。感染防止対策を徹底しながら実施したい」と話した。

 山中湖報湖祭は8月1日の開催。昨年は感染防止のため規模を縮小して2年ぶりに開いた。大会を主催する山中湖観光協会は、今夏の開催規模などの詳細は調整中としている。

 一方、例年8月2~4日に開かれる西湖竜宮祭、本栖湖神湖祭、精進湖涼湖祭は3年連続で開催を中止する。町の担当者は「開催の機運が高まらなかった」としている。

(2022年5月11日付 山梨日日新聞掲載)

広告
月別
年別