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2023.7.08 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / その他 /

なでしこチームを富士北麓に

 2018年11月、富士観光開発(山梨県富士河口湖町船津)が、女子サッカーチーム「FCふじざくら」を設立。県初のなでしこリーグ参戦を目標に掲げ、同社が運営する鳴沢村の「FUJI VILLAGE」を拠点に活動。

 チームは、同社が設立した一般社団法人「ふじざくらスポーツクラブ」が運営。選手全員を同社の正社員として採用。働きながらサッカーに取り組む。

 チームのグローバルディレクターに、INAC神戸などで監督を務めた石原孝尚氏が、監督には、なでしこリーグ1部・ノジマステラ神奈川相模原を2018年まで率いていた菅野将晃氏がそれぞれ就任。2019年2月に選手の最終セレクションを行い、9選手の加入が決定。その後、セレクションを経ずにスカウトした選手が順次合流、9月までに選手14人体制となる。

 2021年シーズンからチーム名を「FCふじざくら山梨」に変更。

 2022年シーズンは、監督に田口友久氏が就任。

 2023年シーズンは、監督に渡辺海氏が就任。選手20人体制。

◇2019年度◇

 山梨県女子サッカーリーグ2部(6チーム2回戦総当たり)に参戦。10戦全勝でリーグ1位となり、翌シーズン1部への昇格が決まる。

 また、8月に日本女子サッカーリーグによる経営基盤などについての書類とヒアリング審査を通過し、チャレンジリーグ(なでしこ3部相当)の入れ替え戦に臨むチームを決める予選大会(10月4日~7日・静岡県)に初参戦。予選大会には全国からFCふじざくらを含む8チームが出場。4チームずつの2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの1位がチャレンジリーグ下位チームとの入れ替え戦出場権を得る。FCふじざくらは、リーグ戦1位(順位決定戦2位)で、チャレンジリーグ入れ替え戦に進出。11月にホームアンドアウェー方式で行われた入れ替え戦では、新潟医療福祉大(チャレンジリーグ11位)と対戦。通算2戦2敗でチャレンジリーグ昇格を逃した。

◇2020年度◇

 山梨県女子サッカーリーグ1部は、新型コロナウイルスの影響により、6チームによる1回戦総当たりのリーグ戦に変更。通算4勝1分け・勝ち点13で2位。一方、皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権大会山梨大会は、2020年7月に4チームによる総当たりのリーグ戦で行われ、通算2勝1敗・勝ち点6で2位だった。

◇2021年度◇

 山梨県女子サッカーリーグ1部は、6チームによる2回戦総当たりのリーグ戦で4月から11月に開催。通算10戦全勝・勝ち点30で優勝。2022年1月開催の関東女子サッカーリーグ入れ替えトーナメント大会(開催地・茨城県)に進出。大会は関東各都県の8チームが出場し、上位6チームが関東リーグ2部に昇格。1FC川越水上公園メニーナ(埼玉代表)と対戦し7―0で快勝、関東リーグ2部昇格を決めた。

 皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会。山梨大会(2021年6~8月開催)は10チームによるノックアウト方式で行われ、準決勝で山梨学院レッドサンダーズを、決勝で山梨学院大をそれぞれ下し優勝、9月の関東予選出場を決める。関東予選では、1回戦で大東大、2回戦でバニーズ群馬ホワイトスター、準々決勝で鹿島学園高、準決勝でジェフ千葉U-18をそれぞれ下して決勝進出。決勝では日テレ・東京ヴェルディメニーナに敗れ準優勝。全日本選手権の出場権(県勢初)は獲得。

 全日本選手権は11月27日から開催。1回戦でなでしこリーグ2部の静岡SSUアスレジーナと対戦し、2-2からのPK戦に9-10で敗れ、県勢初勝利にあと一歩届かなかった。

 2021プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦予選大会。書類と聞き取りの審査を通過した7チームが出場し、9月23日~25日に開催。7チームが4チームと3チームに分けてリーグ戦を行い、各リーグの1位と、各リーグの2位同士が戦う3位決定戦の勝者が、なでしこリーグ2部の8位チームを含めた入れ替え戦に進む。FCふじざくら山梨は2大会連続で予選大会に出場。予選リーグBグループで、ディアヴォロッソ広島に0-0からのPK戦4-3で勝利、ヴィアティン三重には0-1で敗れた。結果、通算1勝1敗・勝ち点2のBグループ3位で、惜しくも入れ替え戦に進めなかった。

◇2022年度◇

 関東女子サッカーリーグ2部(4月9日開幕、8チーム2回戦総当たり)に初参戦。最終成績は14戦11勝3分け・勝ち点36・得失点差45で優勝した。

 皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会山梨大会(6~7月開催)は10チームによるノックアウト方式で行われ、準決勝で帝京三高、決勝で山梨学院大学に勝ち、2大会連続の優勝。9月に群馬県で行われた関東予選(18チーム参加)に出場し、1回戦で神奈川大学に勝利、準々決勝で東京国際大学に、順位決定戦で筑波大学にそれぞれ敗れるも、7位決定戦でつくばFCレディースを下し、2年連続2度目の全日本選手権出場(11月~2023年1月開催)。1回戦で日体大SMG横浜に1-0で勝利。続く2回戦はニッパツ横浜シーガルズに0-3で敗れた。

 同じく9月に静岡県で開催された、2022プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦予選大会(8チーム参加)では、予選リーグでエナジック琉球デイゴス、SEISA OSAレイア湘南FC、北海道リラ・コンサドーレを、順位決定戦でディオッサ出雲FCをそれぞれ下し、1位代表として2部入れ替え戦(11月開催)に出場。入れ替え戦には予選大会1位のふじざくら山梨、2位のディオッサ出雲、3位のヴィアマテラス宮崎、なでしこリーグ2部10位の岡山湯郷Belleの計4チームが出場。1回戦総当たりのリーグ戦を行い、ディオッサ出雲に1-0で勝利、ヴィアマテラス宮崎には0-2で敗れたが、岡山湯郷Belleに3-2で勝利し、最終成績は2勝1敗の勝ち点6の2位で、山梨県勢として初めて全国リーグであるなでしこリーグ2部参入の権利を獲得。

◇2023年度◇

 なでしこリーグ2部(4月1日開幕、10チーム2回戦総当たり)に初参入。サッカー女子の全国リーグはWEリーグを頂点に下部リーグのなでしこリーグがあり、なでしこ2部は3部に相当。県勢として初めて、なでしこリーグに出場。初戦は4月2日。夏場の中断を挟んで10月15日に最終節を実施。1位が1部へ自動昇格、2位が1部11位と入れ替え戦を戦う。
 〈4月〉対JFAアカデミー福島(●1-3)、対ノルディーア北海道(△0-0)、対つくばFCレディース(●0-1)、対福岡J・アンクラス(△1-1)、対ヴィアティン三重レディース(〇1-0)。
 〈5月〉対岡山湯郷Belle(〇4-2)、対ヴィアマテラス宮崎(●0-1)、対吉備国際大学Charme岡山高梁(△2-2)、対ディアヴォロッソ広島(△0-0)。通算成績は2勝4分け3敗、勝ち点10、7位。
 〈6月〉対ノルディーア北海道(〇1-0)、対JFAアカデミー福島(●0-5)、対ヴィアティン三重レディース(●1-2)、対岡山湯郷Belle(●0-3)。

 通算成績は3勝4分け6敗、勝ち点13、8位。

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