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2021.10.24 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / その他 /

なでしこチームを富士北麓に

 2018年11月、富士観光開発(山梨県富士河口湖町船津)が、女子サッカーチーム「FCふじざくら」を設立。同社が運営する鳴沢村の「FUJI VILLAGE」を拠点に、県初のなでしこリーグ参戦を目指す。

 チームは、同社が設立した一般社団法人「ふじざくらスポーツクラブ」が運営。選手全員を同社の正社員として採用。働きながらサッカーに取り組む。

 チームのグローバルディレクターに、INAC神戸などで監督を務めた石原孝尚氏が、監督には、なでしこリーグ1部・ノジマステラ神奈川相模原を2018年まで率いていた菅野将晃氏がそれぞれ就任。2019年2月に選手の最終セレクションを行い、9選手の加入が決定。その後、セレクションを経ずにスカウトした選手が順次合流、9月までに選手14人体制となる。

 2019年度は山梨県女子サッカーリーグ2部(6チーム2回戦総当たり)に参戦。10戦全勝でリーグ1位となり、来シーズン1部への昇格が決まる。

 また、8月に日本女子サッカーリーグによる経営基盤などについての書類とヒアリング審査を通過し、チャレンジリーグ(なでしこ3部相当)の入れ替え戦に臨むチームを決める予選大会(10月4日~7日・静岡県)に初参戦。予選大会には全国からFCふじざくらを含む8チームが出場。4チームずつの2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの1位がチャレンジリーグ下位チームとの入れ替え戦出場権を得る。FCふじざくらは、リーグ戦1位(順位決定戦2位)で、チャレンジリーグ入れ替え戦に進出。11月にホームアンドアウェー方式で行われた入れ替え戦では、新潟医療福祉大(チャレンジリーグ11位)と対戦。通算2戦2敗でチャレンジリーグ昇格を逃した。

 2020年度の山梨県女子サッカーリーグ1部は、新型コロナウイルスの影響により、6チームによる1回戦総当たりのリーグ戦に変更。「FCふじざくら」は通算4勝1分け・勝ち点13で2位。一方、皇后杯JFA第42回全日本女子サッカー選手権大会山梨大会は、2020年7月に4チームによる総当たりのリーグ戦で行われ、「FCふじざくら」は2勝1敗・勝ち点6で2位だった。

 2021年シーズンからチーム名を「FCふじざくら山梨」に変更。

 2021年度の山梨県女子サッカーリーグ1部。6チームによる2回戦総当たりのリーグ戦で4月から開催。「FCふじざくら山梨」は10月現在、通算8勝・勝ち点24で1位。

 皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会。山梨大会(2021年6~8月開催)は10チームによるノックアウト方式で行われ、「FCふじざくら山梨」は準決勝で「山梨学院レッドサンダーズ」を、決勝で「山梨学院大」をそれぞれ下し優勝、関東予選出場を決める。関東予選(9月4日から開催)では、1回戦で「大東大(関東リーグ)」、2回戦で「バニーズ群馬ホワイトスター(なでしこ2部)」、準々決勝で「鹿島学園高(茨城代表)」、準決勝で「ジェフ千葉U-18(関東リーグ)」をそれぞれ下して決勝進出。決勝では「日テレ・東京ヴェルディメニーナ(東京代表)」に敗れ準優勝。全日本選手権(11月開催予定)の出場権は獲得した。

 2021プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦予選大会。書類と聞き取りの審査を通過した7チームが出場し、9月23日~25日に開催。7チームが4チームと3チームに分けてリーグ戦を行い、各リーグの1位と、各リーグの2位同士が戦う3位決定戦の勝者が、なでしこリーグ2部の8位チームを含めた入れ替え戦に進む。「FCふじざくら山梨」は2大会連続で予選大会に出場。予選リーグBグループで、ディアヴォロッソ広島(中国リーグ2部)に0-0からのPK戦4-3で勝利、ヴィアティン三重(東海リーグ1部)には0-1で敗れた。結果、1勝1敗・勝ち点2のBグループ3位で、惜しくも入れ替え戦に進めなかった。

 2021年10月現在、選手17人体制。

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