2022.9.06

宵の街 屋台巡る

都留 時代祭り前夜祭

ちょうちんの明かりに照らされ、幻想的な雰囲気を見せた大型屋台=都留市内

ちょうちんの明かりに照らされ、幻想的な雰囲気を見せた大型屋台=都留市内

 都留市の「ふるさと時代祭り」の前夜祭「宵祭り」が3日、3年ぶりに、谷村一小周辺の国道139号などで行われた。ちょうちんを掲げた大型屋台3台が、おはやしの音色とともに市内を巡った。

 仲町、新町、早馬町の住民が、地区ごとに大型屋台を引いて市内を練り歩いた。屋台の上では各町の屋台保存会のメンバーらが太鼓や三味線などでおはやしを披露。葛飾北斎ら浮世絵師が下絵を描いたと伝わる豪華な幕絵で飾られた屋台は、ちょうちんの明かりに照らされ幻想的な姿を見せた。

 例年参加している下町は、新型コロナウイルス感染防止などのため参加を見送った。

(2022年9月4日付 山梨日日新聞掲載)

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