2025.10.12

都留文大前駅 到着音に学生歌 学長が一日駅長

お披露目式であいさつする加藤敦子学長(右)=富士急行線都留文科大学前駅

 富士山麓電気鉄道は8日、富士急行線都留文科大学前駅で電車が接近した際に流す音楽(駅メロディー)に、都留文科大の学生歌「花のかげ」と愛唱歌「都留はuniverse」を採用した。同大の創立70周年に合わせて企画した。
 駅メロディーへの採用は、創立70周年記念事業に携わっている学生から「大学名を冠する駅の駅メロディーに大学に関係する曲を使ってほしい」との意見が上がったことなどがきっかけで実現した。上り線の電車が到着する際には「花のかげ」、下り線は「都留はuniverse」が流れる。
 同日は同駅でメロディーのお披露目式が行われ、同大の加藤敦子学長が一日駅長を務めた。加藤学長は「駅メロディーは音だけだが、構内には歌詞も掲示されているので、ぜひ見てほしい」とあいさつ。富士山麓電気鉄道の石井謙一社長は「(大学創立)70周年という節目の年に、新しい駅メロディーを導入できたことをうれしく思う」と話した。

(2025年10月9日付 山梨日日新聞掲載)

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