ユーチューバー　情報発信を説明　ひばりが丘高

　富士吉田市のひばりが丘高は、山梨密着ユーチューバーとして活動する「あさひまる」さん（３１）＝笛吹市＝を招いて、情報の発信や受け取り方について学ぶ講義をした＝写真。
　あさひまるさんは、動画編集やラジオ出演の経験を踏まえ、交流サイト（ＳＮＳ）は個人が発信できる利便性がある半面、誤認や偏見が生まれやすい危険性があると説明。価値観や表現の解釈が多様になっていく中で、「科学技術やＡＩ（人工知能）が発達する時代だからこそ、情報を発信するために言語化する力が大事になる」と伝えた。
　講義は、地元の郷土食「吉田のうどん」の歴史などについて学ぶ「うどん探究」の授業の一環で１１月１９日に実施し、１年生２８人が参加した。

(2025年12月2日付 山梨日日新聞掲載)