2025.12.08
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寒波到来 冬の装い 鳴沢

人工降雪機を使ったゲレンデ整備が進むスキー場=鳴沢・ふじてんスノーリゾート
山梨県内は3日から4日にかけて、冬型の気圧配置が強まって厳しい冷え込みとなり、3日夜には甲府で初雪が観測された。富士山の麓にある鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」では同日、本格的な冬到来に向けて人工降雪機を使ったゲレンデ整備が始まった。
ふじてんでは従業員8人が76台の人工降雪機を使い、コースに雪を降らせた。今季は39年ぶりにメインリフトを架け替えた。山口光貴支配人は「作業は順調。ウインタースポーツを楽しめる環境を整えたい」と話した。
甲府気象台によると、3日午後9時ごろから20分程度、甲府市飯田4丁目の敷地内に設置した機器でみぞれを自動観測した。平年より8日早く、昨季より11日早かった。積雪はなかった。
4日の県内は、山中湖や河口湖など5地点で今季最低を更新。朝の最低気温は山中湖氷点下7・8度、河口湖氷点下4・5度、甲府4・2度などだった。
(2025年12月5日付 山梨日日新聞掲載)
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