鳴沢・ふじてんリゾート開業　霊峰を背に滑り満喫

滑りを楽しむ来場者＝鳴沢・ふじてんスノーリゾート

　鳴沢村のスキー場「ふじてんスノーリゾート」は１３日、今季の冬季営業を始めた。メインリフトをリニューアルし、県内外から訪れたスキーやスノーボードの愛好家らが、富士山を背に滑りを楽しんだ。
　ふじてんによると、１９８６年のオープン時から稼働していたメインリフト「クワッドリフト」が老朽化したことから、初めて一新した。新リフトは長さ約千メートルで速度は毎秒５メートル。これまで終点まで約６分かかったが、新リフトでは約３分３０秒に大幅に短縮されたという。担当者は「『日本最速』のリフトを導入した。混雑緩和を図りたい」と話す。
　１３日は初、中級者向けのスラロームコース（約１３００メートル）がオープン。残る６コースも来年１月中旬までに開放する予定という。

(2025年12月14日付 山梨日日新聞掲載)