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2019.7.08 所属カテゴリ: ぐんないスポット探訪 / 西桂町 /

「大魔神」の巨大パネル(西桂町)

〝怪獣の父〟名所に作品

 西桂町出身の画家高山良策さん(1917-1982年)がデザインした映画キャラクター「大魔神」の巨大パネルが2006年11月下旬から町営三ツ峠グリーンセンターの敷地内に登場、訪れた人を驚かせている=写真

 高山さんは、大魔神をはじめ、ウルトラマンシリーズに登場する怪獣を数多くデザインした。「怪獣の父」とも呼ばれ、多くの人から親しまれた。

 パネルは町商工会が設置。アルミ製で、縦約3メートル、横約4メートルある。テーマは「大魔神 三ツ峠に現る」。映画のワンシーンがモチーフで、雷がとどろく赤い空を背景に、怒りの表情で通行人を見つめている姿が、エアブラシで描かれている。

 商工会が高山さんの功績をたたえ、「大魔神のふるさと」として町おこしにつなげようと2000年に制作。これまでは、同町の山梨中央銀行小沼支店東側の壁に設置されていたが、同店の建て替えに伴って、大魔神の背景にも描かれた三ツ峠のふもとにある同センターに“引っ越し”した。

 町商工会は「西桂町を代表する画家である高山さんの作品を三ツ峠グリーンセンターを訪れる多くの人に見てほしい」としている。

 ■所在地 山梨県南都留郡西桂町下暮地1900

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