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2019.9.13 所属カテゴリ: 富士山噴火に備える / 防災キーワード /

富士吉田市公式防災アプリ

「富士吉田市公式防災アプリ」

 山梨県富士吉田市が、富士山噴火の際に住民が国中地域などの避難先を検索できるスマートフォン向けアプリ「富士吉田市公式防災アプリ」を開発。市は富士山火山防災対策協議会が策定した「富士山火山広域避難計画」に基づいて、33自治会の班単位で避難所をあらかじめ決めていて、アプリでは具体的な避難経路も地図表示する。広域避難計画の対象となっている富士北麓6市町村で、アプリによって情報を提供するのは初めて。

 2016年に策定された広域避難計画では、富士吉田市民は甲府、南アルプス、甲斐、北杜、韮崎の5市の体育館などの施設に原則、自家用車で避難することになっている。市は同年、33自治会の班単位の避難先を記したマップを配布。緊急時にスマホで避難先を把握してもらおうと、アプリの運用を始めた。

 アプリでは災害時避難場所を探索でき、ナビゲーション機能を使うことで現在地から目的地までのルートや所要時間を表示する。また、防災無線で流れた災害や行方不明者などの情報、火災情報、市内の避難所などの情報を得ることができる。

 スマホやタブレット端末で無料でダウンロードできる。

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