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2023.3.31 所属カテゴリ: 富士山味グルメ / 地域グルメ /

「山中湖 CRAFTBEER」

 山梨県山中湖村の「富士のふもと山中湖村農泊推進協議会」が製造を始めた、村産の甲州とうもろこしを使ったクラフトビール。深いコクのある味わいが特徴。

 協議会の事務局を務める山中湖観光協会によると、村の新たな特産品を開発する事業は2年前にスタート。ワカサギを使ったエナジーバーやギョーザを開発してきたが、今回はかつて村で多く栽培された甲州とうもろこしに着目し、近年の流行を踏まえてクラフトビール製造を決めた。

 醸造は静岡県富士市に拠点を置く会社に委託し、村内の農家で栽培された甲州とうもろこしの粉末を製造の過程に加えてもらう。

 缶のデザインは協会の職員が担当。甲州とうもろこしをイメージした黄色地で、山中湖の絵柄とともに「山中湖 CRAFTBEER」の文字、背面には富士山に冠雪した雪をビールの泡に見立てたイラストが描かれている。

 2023年3月末に2400缶が完成し、協会の会員や村内の飲食店などに無料で配布する予定。味わいなどのアンケートを行った上で、新年度には協会の事業として本格的な醸造につなげていきたい考え。

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