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2021.2.28 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 2月 /

まるで雪国、富士北ろく

 富士北ろくは、今年に入っての総積雪が1.33メートル(河口湖)に達し、数年ぶりの大雪に見舞われている。積もった雪はなかなか解けず、雪が軒まで積み上げられた風景は、まるで雪国のようだ。

 河口湖測候所によると、今年に入って雪を観測した日数は、1月が8日、2月が13日で合計21日。このうち10センチ以上の積雪は6回あった。積雪を単純に」積算すると、1月58センチ、2月75センチで、合計133センチになる。

 1月の積算積雪は54年以来、2月は49年以来の数字。27日朝の段階で積もっている雪の量は、同測候所で47センチ、富士吉田市の中の茶屋付近で120-30センチになっている。雪はなかなか消えずに、訪れた観光客は「雪国だ」とびっくり。 【当時の紙面から】

(1984年2月28日付 山梨日日新聞掲載)
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