ゲストハウスに「御宿印」

　新型コロナウイルスの影響で宿泊客が減少したゲストハウスを訪れるきっかけにしようと、御朱印ならぬ「御宿印」を集めてもらう取り組みが進む。

　コロナ禍で宿泊客が減り、経営に苦しむ全国のゲストハウスやホステルを少しでも盛り上げられないかと、兵庫県のゲストハウスが企画。

　２０２０年１２月中旬から、クラウドファンディングで御宿印帳の製作費を募り、６０万円の目標の倍以上にあたる約１４０万円の寄付が集まった。ゲストハウスのイラストをあしらった御宿印帳を５００冊用意。企画に賛同した全国６４のゲストハウスやホステルに２冊ずつ贈り、２０２１年３月下旬、企画を開始。

　２０２１年４月現在、全国６４施設が企画に関わり、それぞれがオリジナルの「御宿印」を用意。山梨県内からも「ゲストハウスゆかり」（都留市上谷１丁目）、「ゲストハウス夢来人」（山中湖村山中）、「鉄道ゲストハウス　鐡ノ家」（笛吹市春日居町鎮目）、「富士山ゲストハウスきっか家」（富士吉田市松山）の４施設が参加。

　御宿印帳は、企画に参加している６４施設で、１冊１６００円で販売。