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2019.9.01 所属カテゴリ: 富士山噴火に備える / 防災キーワード /

スマホアプリで防災情報

 山梨県が、スマートフォンのアプリを通じ、富士山の登山者に防災情報を知らせるシステムを2016年7月1日から運用開始。登山者が地図上で現在地を確認することができ、噴火時には火口の位置や避難経路などの情報を提供し、迅速な避難につなげる。

 システム開発会社の「ファーストメディア」(東京都千代田区)社が運用しているスマホ用無料アプリ「全国避難所ガイド」を利用。このアプリが火山防災の情報を掲載するのは富士山が初めて。

 アプリをダウンロードしたスマホには、県などがエリアを指定して通知を送ることが可能。県は噴火時の避難の呼び掛けなどに活用する方針。アプリは日本語のほか、英語、中国語、韓国語にも対応。

 また、アプリを通じ、土砂災害警戒情報や市町村の避難指示、勧告の発令状況なども発信。

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