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2021.6.03 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 6月 /

富士山に地震計設置 気象庁

火山活動の研究強化

 気象庁は2日、富士山吉田口5合目の小御岳神社付近に地震計を設置した。昨年夏、4回起きた山頂の有感地震をきっかけに、富士山の火山活動を総合的に把握するのが目的。登山道から約20メートル登った溶岩流上の平地に地震計、送信機、アンテナを設置した。データは3日から気象庁に送られる。

 このほか数日中に大沢崩れ、御殿場の新五合目にも設置、気象庁とダイレクトに結び7月末までの2カ月間、山体や周囲の震動などを多角的に観測する。

 岸尾政弘火山室噴火予知防災係長は「この半年間、山頂で有感地震はない。火山活動の総合的なデータをそろえメカニズム解明に役立てたい」と話している。9日まで富士山頂の地温測定や富士五湖の水質調査も行う。 【当時の紙面から】

(1988年6月3日付 山梨日日新聞掲載)
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