1つ前のページに戻る

2021.12.25 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 12月 /

銀世界に響くXマスソング

北麓などで本格的な雪

 24日の県内は、富士北麓などで本格的な雪が降り、甲府地方気象台は午後0時40分、大雪注意報を発表(同9時45分解除)、午後3時までに山中湖で12センチ、河口湖で4センチを記録。一面銀世界の“ホワイトクリスマス”となった。

 本州南岸の低気圧が東進したためで、富士北麓のほか、県東部、八ケ岳方面で降った。富士北麓では午前0時半ごろから降り始め、昼過ぎには市街地もすっぽり雪景色。気温も河口湖で1.5度までしか上がらず、通行人も肩を震わせ雪道を急いでいた。

 富士吉田市内のデパートは、この雪にもかかわらず、クリスマスケーキやプレゼントを買う人でごった返し、富士急ハイランドもスケートを楽しむカップルや家族連れでにぎわった。

 東富士五湖道路は、スリップ事故が相次いだため、午後2時20分から富士吉田-須走が通行止めになった。積雪のため県道大月奥多摩線は24日午後6時から大月市七保町深城-北都留郡小菅村間が通行止めとなった。 【当時の紙面から】

(1989年12月25日付 山梨日日新聞掲載)
広告