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2022.3.21 所属カテゴリ: 山日紙面で見る富士山 / 3月 /

市制50年記念碑を除幕 富士吉田市

30年後の自分あて手紙埋設も

 富士吉田市は、市制が施行されてちょうど50年目に当たる20日、同市新屋の地域活性化エリアで、市制50周年記念事業最終イベントを開いた。会場では記念モニュメントを設置したり、30年後に開封するタイムカプセルを埋設するなどして、節目を祝う記念事業を締めくくった。

 イベントには関係者約五百人が参加。武川勉市長が「このイベントが過去50年にわたって市の歴史をつくりあげた先人たちへの感謝と、21世紀のまちづくりを進める未来の世代への懸け橋になることを願いたい」とあいさつした。

 記念モニュメントは高さ6.7メートルのステンレス製で、地ビールレストラン「ふじやまビール」駐車場内に設置した。

 長野冬季五輪聖火台を手掛けた彫刻家菊竹清文さんの作品で、富士山が世界中の人々に愛されることを願っているという。

 タイムカプセルは市制80周年に当たる30年後の2030年に開封する。30年後の自分や家族に当てた市民のメッセージ7335通や、市の行政組織図、本年度の市広報など行政資料も同封した。

 市制50周年記念事業は「ひとが元気!まちが元気!元気だ ふじよしだ」をキャッチフレーズに、昨年4月の2千本記念植樹を皮切りに始まった。その後も観光シーズンとなる夏場を中心に多彩な事業を繰り広げた。 【当時の紙面から】

(2001年3月21日付 山梨日日新聞掲載)
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