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2020.12.13 所属カテゴリ: ふじさんクエスト / 文化・芸術 /

歌詞に自然豊かな山中湖村の特徴つづる

 山梨県山中湖村が2020年、村民歌を制作。作詞は元東京大学長の有馬朗人さん、作曲は、村内在住のシンガー・ソングライター藤井万利子さん。

 村は1965年1月の村名変更から55周年の節目にあたる2020年に向け、村民歌の制作を決定。2019年8月に有馬さんに作詞を依頼。有馬さんは村主催の俳句大会で2014年に選者を務めた縁があり、快諾したという。

 「さまざまな世代が故郷への感謝とその発展への思いを一つにして歌える『賛歌』」をテーマに作詞してもらったという。歌詞には「輝く富士と湖」「花の都の山中湖村」など、自然豊かな村の特徴がつづられ、「村民よ 未来へ大きく 羽ばたこう」と力強く締めくくっている。

 2019年11月に有馬さんから届いた歌詞の原案を元に、藤井さんが作曲。2020年5月に完成。9月に山中湖中ジャズバンド部とアマチュア音楽家らの歌声で、村民歌を収録し、10月下旬にCDが完成した。

 村は12月1日から、収録の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開するとともに、午後3時のチャイムに村民歌を採用。音源は村ホームページでも無料公開し、CDは村内約1100世帯に配布した。

 作詞の有馬朗人さんは、2020年12月6日死去。山中湖村の高村文教村長は形見の作品となった村民歌について、「長く歌い継ぐことで、有馬さんに恩返ししたい」と話す。

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