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2023.5.02 所属カテゴリ: 富士山駅ものがたり / 道の駅 /

道の駅つる

富士湧水の農産物 豊富

 都留市北部の国道139号沿いに位置する「道の駅つる」(同市大原)。富士山の湧水を使って栽培された農産物や加工肉などを取りそろえている。国道20号から富士北麓地域を目指す際の玄関口に当たり、家族連れやツーリング客でにぎわいを見せる。

 2016年11月に県内20番目の道の駅としてオープン。市から委託を受けた「せんねんの里つる」が運営している。国土交通省が地方創生に向けた取り組みを選んで重点的に支援する「重点道の駅」に県内で初めて選ばれた。

 施設は、四季折々の作物が並ぶ農林産物直売所に加え、地元の食材にこだわった料理を提供する「地産地消レストランお勝手場」、観光案内所などで構成。道の駅から約400メートル南西には県立リニア見学センターもあり、センターを見学後に道の駅を訪れる観光客も多いという。

 市内には平成の名水百選に選ばれた「十日市場・夏狩湧水群」があり、直売所では、湧水で栽培された青野菜「水かけ菜」のほか、湧水を使ったワサビの漬物、酢などの特産品を販売。市内外で育てられた「富士湧水ポーク」や郡内三大祭りに数えられる「八朔祭」にちなんだ土産物なども人気だ。市観光協会のマスコットキャラクター「つるビー」グッズも扱っている。

 地産地消レストランお勝手場では、地元の主婦らが調理した料理を提供。富士湧水ポークをふんだんに使用した肉料理が看板商品で、市産のジネンジョで作ったとろろご飯、ほうとうなどの多彩なメニューが並んでいる。

「生姜焼き定食」看板 地産地消レストラン
 道の駅つる内の地産地消レストランお勝手場では、特産の豚肉「富士湧水ポーク」を使った料理を提供している。

 メニューのうち「生姜焼き定食」=写真右=が看板商品。肩ロース肉をしょうゆベースの特製たれで味付けし、すり下ろしたショウガを加えて調理する。肉の量を増量した「2倍」もある。

 このほか、とんかつや豚の唐揚げ、ポークソテーなどを提供。

【所 在 地】山梨県都留市大原88
【開  業】2016年11月
【駐車台数】普通車78台、大型車15台、身体障害者用2台
【施設内容】農林産物直売所、地産地消レストランお勝手場、テイクアウト炭香ふぁ~む、つる観光案内所、体験教室、キッズコーナー
【建物面積】1000平方メートル
【営業時間】
 ◇直売所・テイクアウト・観光案内所=9:00~17:30(4月~12月)/9:00~17:00(1月~3月)
 ◇レストラン=10:30~15:00

【アクセス】
〈電車・バス〉
 ◇富士急行線禾生駅から徒歩約15分、または田野倉駅から徒歩約20分
〈車〉
 ◇中央自動車道都留ICから国道139号を大月方面へ約20分

イベント情報

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