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お鉢めぐり=富士山頂周回線道路

 富士山の山頂部分は大内院と呼ばれる噴火口の周りを1周するように登山道がある。通称「お鉢めぐり」。正式名称は「富士山頂周回線道路(歩道)」。環境省関東地方環境事務所が管理。

 山頂には標高が最も高い剣ケ峰(3776メートル)をはじめ、白山岳、久須志岳、大日岳、伊豆ケ岳、成就ケ岳、駒ケ岳、三島岳の八つの峰(ピーク)がある。なお峰の名称は資料によって違いもある。また、廃仏棄釈以前には薬師、観音、阿弥陀などと名付けられていた。

 山頂部を噴火口を見ながら時計回りに1周するお鉢巡りの由来は「八つの峰が釈迦(しゃか)が座るハスの花びら『八葉蓮華』に見えるから」「噴火口の形がすり鉢の形に似ているから」など諸説ある。1周約3キロ。1時間半ほどで歩くことができる。晴れた日には海と山を含む大パノラマを楽しむことができる。富士山特別地域気象観測所(旧富士山測候所)は剣ケ峰に建つ。

 ちなみに、噴火口は直径約780メートル、深さ約237メートル。

 夏山シーズンの開通期間は7月10日~9月10日(道路状況および気象状況などによる開通期間の変更や通行規制の場合あり)。

 2020年夏山シーズンは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、山梨・静岡両県の4登山道に加え、富士山頂周回線道路も通行止め(閉鎖)となる。(2020年5月19日発表)

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