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2019.9.01 所属カテゴリ: 富士山噴火に備える / 防災キーワード /

ハザードマップ

 ハザードマップとは災害予想図のこと。2000~01年に富士山で低周波地震が頻発したことをきっかけに、噴火災害に備えて2001年6月、富士山一帯の自治体と国がハザードマップ作成協議会を設立。同7月、同協議会の諮問を受けて学識者らによる検討委員会が発足。委員は地震、防災の専門家と山梨、静岡、神奈川3県と国の関係機関(総務省や国土交通省など)で構成。マップ作成のため地質調査などを行う。

 現行の「富士山火山防災マップ」は2004年に作成。山梨県富士吉田市や静岡県御殿場市などの各地域版、観光客向け、防災業務用が作られた。火口のできる範囲や火砕流、噴石、溶岩などが達する危険のある範囲を示し、地域ごとの避難情報などが盛り込まれている。

 現行マップの作成から15年近く経過、その間に富士吉田市街に近い「雁ノ穴」が火口であることが分かるなど、研究が進んでいることなどを踏まえ、2018年7月に検討委員会を設けて改定版の作成に着手。最新の知見や詳細な溶岩の流れ方をシミュレーションしてマップに反映。改訂版は2020年度内の公表を目指している。
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