生糸のような滝の流れと富士の絶景
春にはミツバツツジやヤマツツジが咲き誇り、訪れる人を楽しませている。滝つぼの脇には「蚕影(さんえい)神社」があり、現在も参詣に訪れる人の姿が見られる。地元のボランティア「白糸の滝保存会」が案内板の設置や下草刈りをしていて、一時荒廃していた滝周辺はハイキングコースとしても知られるようになった。美しい景観を一目見ようと、県外から訪れる行楽客も多い。
また、500万年-700万年前、滝のある上暮地周辺は海底で、多くの魚介類が生息。地殻変動で海底が隆起するなどし、現在の地形になったといわれる。白糸の滝周辺の地層からは貝やサメの歯、クジラの骨など多くの海洋生物の化石が見つかっている。
富士急行線寿駅から徒歩約1時間20分。
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