伝統の竹細工、全国から注文
山梨県富士河口湖町勝山。道の駅かつやまの直売所で人気を集めているのが、ざるやかごなどのスズ竹細工。県の郷土伝統工芸品に指定された逸品を求め、県内外から多くの観光客が訪れる。
富士山2、3合目に自生するスズ竹を使った旧勝山村のざる作りは、江戸時代後期に始まったとされる。戦時中は帽子型にして南方の戦線の兵士に送られたという歴史もある。
「富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター」は、道の駅から車で5分ほどの勝山ふれあいセンター内にある。町内のお年寄りらがざる作りに精を出す。ざる作りはすべてが手作業。1.5メートルほどのスズ竹をなたで四つ割りにし、ひごを作る。一つのざるに約30本の竹を使う。使う部分によって6種類ほどの幅のひごをこしらえ、一本一本丁寧に編み上げる。直径30センチほどの平ざるで約2時間、直径30センチ、高さ50センチほどのかごでも約3時間で編み上げる。
工芸センターでは中皿作りの胴あみから完成までを体験できる(要予約)。また、ざるやかごなど販売も行っている。
富士山2、3合目に自生するスズ竹を使った旧勝山村のざる作りは、江戸時代後期に始まったとされる。戦時中は帽子型にして南方の戦線の兵士に送られたという歴史もある。
「富士河口湖町勝山スズ竹伝統工芸センター」は、道の駅から車で5分ほどの勝山ふれあいセンター内にある。町内のお年寄りらがざる作りに精を出す。ざる作りはすべてが手作業。1.5メートルほどのスズ竹をなたで四つ割りにし、ひごを作る。一つのざるに約30本の竹を使う。使う部分によって6種類ほどの幅のひごをこしらえ、一本一本丁寧に編み上げる。直径30センチほどの平ざるで約2時間、直径30センチ、高さ50センチほどのかごでも約3時間で編み上げる。
工芸センターでは中皿作りの胴あみから完成までを体験できる(要予約)。また、ざるやかごなど販売も行っている。
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