2019.5.15
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山日紙面で見る富士山 /
5月 /
富士山とモンブラン峰握手 姉妹市の提携へ
アジアとヨーロッパの名山、富士山とモンブランが手を結ぼう-と富士吉田市の石原市長は13日、フランスのシャモニー町長に姉妹市の提携を呼び掛ける手紙を郵送した。シャモニーはアルプス山脈の最高峰・モンブランの麓にある町でスキーでも有名。
姉妹市提携のきっかけは同市をこのほど、フランス政府観光局長のマクシム・P・ヴィテェ氏とシャモニー観光局長のジャン・ブリソー氏が訪れ、モンブランに抱かれたシャモニーの町を知った。富士吉田市も東洋の名山・富士山の麓にあって、ヨーロッパと東洋の違いこそあれ、環境は似ている点から両市町に姉妹市関係が生まれれば-と今回の手紙となった。
同市は「モンブランと富士山を架け橋として姉妹市関係が結ばれるとすればこんなにすばらしいことはない」と、大いに期待している。モンブランは海抜4810メートルで大氷河があり、シャモニーはその麓で静かな山村。
富士山と高原の町・富士吉田市は既にロッキー山脈の麓にある米国・コロラドスプリングス市と姉妹市を結んでおり、イタリアのレッコ市とも現在、姉妹都市の話を進めている。 【当時の紙面から】
(1977年5月15日付 山梨日日新聞掲載)広告