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2019.9.01 所属カテゴリ: 富士山噴火に備える / 防災キーワード /

重力計

 どの程度の重力が働いているかを示す「重力値」を計測する。地球の引力はマグマなど重い物体が近づくと増し、重力計に変化が記録される。重力値を30秒~1分間隔で計測して各観測点の数値を記録。複数の地点で観測することで、マグマの動いた方向や距離などが推測できる。

 富士山科学研究所は2019年度から同研究所、富士山4合目、同5合目の3カ所に設置。普段は地下10~15キロの深さにあるマグマの状況を把握する富士山の「レントゲン」の役割を果たす。
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