1つ前のページに戻る

 

 夏山の危険のひとつ。事前に特性を知っておくと、冷静に対処できる。

 登山用語「早立ち早着き」は、早朝の出発・午後早くの山小屋着で午後に多く発生する雷を避けることを、「カミナリ3日」といういわれは、雷が数日連続して発生することを意味している。登山前の数日間、山小屋などから気象情報を入手し、できるだけ雷に遭遇する危険の少ない登山計画を立てる。

 また、雷は下界と上空の気温差が大きいほど発生の確率が高くなる。静岡・御前崎と富士山頂の気温差が25度を超えたときは要注意。

 登山中に積乱雲や夕立の予兆などから雷の危険に気づいたらできるだけ早く山小屋などに避難を。万一遭遇し避難場所がない場合は、できるだけ姿勢を低くして通り過ぎるのを待つ。

広告