2002.10.11
所属カテゴリ:
チャレンジ3776メートル登山総合案内 /
吉田口登山道 /
ふじさんクエスト /
登山 /
馬返し⇒3合目
[標高差約390メートル/距離約2キロ/所要時間約50分]
馬返しは、距離的に金鳥居-富士山頂間のほぼ中間にあり、標高1450メートル。昔この先は聖域とされ、乗っていた馬を返し1合目から順次9合目を経て山頂に達した。また山小屋や石碑、石標などがあり、登山期間中は非常ににぎわった。富士山有料道路開通後は荒廃していたが、現在は整備され、ここまで車で来ることもできる。
柵を越えて進むと、山小屋「大文司屋(明大山荘)」があり、夏山シーズン中に富士吉田市などが休憩所「お休み処(どころ)」を開設。市民ボランティアなどが給水や麦茶のサービス、観光パンフレットの配布などを行う。また、避難小屋としての機能もある。
石鳥居の先には富士山禊所跡を示す石柱が建っている。ここではかつて富士講信者が登山時にお祓いを受け、身を清めてから山頂を目指したとされる場所だ。この先からはいよいよこう配も急になり、本格的な登山が始まる。登山道は整備が進み、石畳や木を組んだ階段、浸透升などが所々見られる。歩みを進めると幅も徐々に狭くなるにつれ、森は一層深まり、左右から伸びて頭上を覆う木々の枝は緑のアーチをつくって登山客を招く。
雪解け水が流れる沢に架かる御室浅間橋を渡るとやがて細尾野林道との合流点に出る。林道脇には女人天上(富士山遙拝所)の説明板が立ち、江戸時代まで女性の登山は2合目の御室浅間神社までに限られていたのを、女人信者を内密に遙拝所まで登らせ参拝させたという。なお女人天上は林道を東南1キロほど行ったところにある。
馬返しは、距離的に金鳥居-富士山頂間のほぼ中間にあり、標高1450メートル。昔この先は聖域とされ、乗っていた馬を返し1合目から順次9合目を経て山頂に達した。また山小屋や石碑、石標などがあり、登山期間中は非常ににぎわった。富士山有料道路開通後は荒廃していたが、現在は整備され、ここまで車で来ることもできる。
柵を越えて進むと、山小屋「大文司屋(明大山荘)」があり、夏山シーズン中に富士吉田市などが休憩所「お休み処(どころ)」を開設。市民ボランティアなどが給水や麦茶のサービス、観光パンフレットの配布などを行う。また、避難小屋としての機能もある。
石鳥居の先には富士山禊所跡を示す石柱が建っている。ここではかつて富士講信者が登山時にお祓いを受け、身を清めてから山頂を目指したとされる場所だ。この先からはいよいよこう配も急になり、本格的な登山が始まる。登山道は整備が進み、石畳や木を組んだ階段、浸透升などが所々見られる。歩みを進めると幅も徐々に狭くなるにつれ、森は一層深まり、左右から伸びて頭上を覆う木々の枝は緑のアーチをつくって登山客を招く。
雪解け水が流れる沢に架かる御室浅間橋を渡るとやがて細尾野林道との合流点に出る。林道脇には女人天上(富士山遙拝所)の説明板が立ち、江戸時代まで女性の登山は2合目の御室浅間神社までに限られていたのを、女人信者を内密に遙拝所まで登らせ参拝させたという。なお女人天上は林道を東南1キロほど行ったところにある。
広告