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富士山世界文化遺産・構成資産『河口湖』

 山梨県富士河口湖町。富士講信者が水行などを行った、信仰対象の巡礼地となった湖の一つ。富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、唯一、島(うの島)を抱える。水深は最深部で14.6メートル、面積は5.7平方キロ。

 河口湖大橋の東側を中心に旅館やホテルなどが並び、多くのレジャー客でにぎわう富士北麓観光の中心地となってきた。

 風光明媚な景観から、多くの文学、絵画作品の舞台となった。河口湖に映る逆さ富士を描いた葛飾北斎の「甲州三坂水面」や、歌川広重の「甲斐御坂越」などがある。

 湖で遊覧船を運航する富士五湖汽船は2020年、武田水軍をモチーフとした新しい遊覧船「天晴」を就航。

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